LastUpData 2009/9/4
古代語訳 第二部 2章 陰謀渦巻く

ノーマル
 拠点会話 「ラグズ」
 進撃
 エンディング

ハード
 進撃
 エンディング
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<共通>拠点会話 「ラグズ」

[レテ]
 ルキノ殿!
 敵陣へ向かわれるというのは
 本当だろうか?▼

[ルキノ]
 レテ殿、モゥディ殿…▼

[レテ]
 同盟国の危機であれば、
 我が王もきっと助力を惜しまない。▼
 私たちが一度国に戻り、
 部隊を連れて戻ってきてもいい。▼

[ルキノ]
 いえ、レテ殿…
 これはクリミア国内での事。▼
 あなたがたガリアの
 お手を煩わせるわけには……▼

[モゥディ]
 兵は多いホうがイい。
 エリンシア女王のタめ、
 ガリアはミんな協力スるぞ。▼

[ルキノ]
 ……言葉を濁していても
 仕方がありませんね。▼
 たいへん申し訳ないのですが
 ここであなた方ガリアに頼れば、▼
 そのことが宮廷内での
 問題となる可能性があるのです。▼

[モゥディ]
 問題?
 ナんの問題だ?▼

[レテ]
 …今回の戦いは国の存亡をかけるほど
 差し迫った状態ではない。▼
 となると、ラグズの国が手を貸すことに
 抵抗を感じる者も多い。
 そういうことだな?▼

[ルキノ]
 ………はい。
 なさけない話ですが、それが真実です。▼

[レテ]
 いや…これまでの関係を思えば
 理解できる。▼
 わかった。今回のことは
 ガリアへは報告しないことにしよう。▼

[ルキノ]
 申し訳ありません。
 お心遣いには感謝いたします。▼

[モゥディ]
 イいや、全然気にシなくてイいぞ。▼

[レテ]
 しかし民の心を惑わせて反乱とは……
 ベオクはずいぶん
 回りくどい真似をする。▼
 ラグズであれば、
 王になりたいものは
 正々堂々と対決を挑む。▼

[ルキノ]
 ベオクの国の仕組みは複雑なのです。
 歴史と伝統と、因習と不文律と……▼

[レテ]
 ……歩み寄ろうという気持ち、努力…
 それだけではどうにもならないところか。▼

[モゥディ]
 ウぅ…モゥディは悲しいぞ。
 女王が困ってイるノに、
 力を貸してヤるコとがデきナい。▼

[ルキノ]
 ……いいえ。
 あなたがたのご協力が得られるなら
 とても助かります。▼

[モゥディ]
 オぉ! ナんだ?
 ナんでも手伝うぞ。▼

[ルキノ]
 良い案を思いつきました。
 ラグズの方と共に……▼

[リアーネ]
 わたしも、いく!

[ルキノ]
 リアーネ姫?
 突然、どうされました?▼

[レテ]
 一緒に行くと仰られているようだ。▼

[ルキノ]
 いけません。
 危険な場所へ向かうのですから。▼

[ニアルチ]
 ほほぅ では当然
 この爺めもお供せねばなりますまい。
 お嬢様の護衛役ですからな。▼

[ルキノ]
 ニアルチ殿まで…
 はぁ……▼

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<ノーマル>進撃

※冒頭の会話は省略

その夜

[ルキノ]
 ……これだわ!
 この書類は…
 ルドベック殿の発した命令書。▼
 これを持ち帰り、
 宮廷会議にて明らかにすれば
 確かな反乱の証となるはず……!▼

[ルキノ]
 みなさん…ありがとうございました。
 これで大事になる前に
 ルドベック殿の野望を潰せます。▼

[モゥディ]
 戦いが避けられるナら、
 モゥディたちも嬉しいぞ!
 一緒にキてヨかったな。▼

[レテ]
 ルドベックも、油断していたな。
 まさかもう自分の企みが
 ばれているとは思わなかったのだろう。▼

[ルキノ]
 えぇ、こちらには幸いなことに。▼
 後は、敵に見つからぬよう
 すみやかに脱出を……▼

[???]
 みつかったのね!
 よかった!


[???]
 お…お嬢様!
 そんな大きな声をだされては…▼

[ルキノ]
 誰っ!?▼

[???]
 ………▼

[ルキノ]
 リアーネ姫!
 ニアルチ殿!▼
 先に王宮に戻っているはずの
 あなたたちが、
 どうしてここにいるんですか!?▼

[ニアルチ]
 あわわ…
 すみません…
 どうしても気になってしまって…▼

[リアーネ]
 ごめんなさい!

[ルキノ]
 しかたありません…こうなったら、
 皆で無事に城に戻れるよう
 最善の努力を…▼

[モゥディ]
 ……
 …クる……▼

[ルキノ]
 敵ですか!?
 ……外に出るための道は1つだけ…
 …しかたありません、強行突破しましょう。▼
 ルドベック殿の謀反の証拠を掴んだ今、
 もう見つかることを躊躇する必要は
 ありませんから……▼

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<ノーマル>エンディング

※冒頭の会話は省略

[エリンシア]
 お帰りなさい、マーシャ。
 アイク様の行方はわかりましたか?▼

[マーシャ]
 いいえ。 それが全然…
 すみません。▼
 近隣の村人の話では、
 傭兵団はあまりお金にならないような
 小さな仕事をたくさん引き受けるため、▼
 日頃から留守がちとのことですが、
 こんなに長く戻らないのは
 初めてだと言ってました。▼

[リアーネ]
 アイクさま…

[エリンシア]
 リアーネ姫、これからも引き続き、
 グレイル傭兵団の行方を調査しますから…
 どうか気を落とさないでくださいね。▼

[リアーネ]
 おねが…しま、す。▼

[エリンシア]
 まぁ… リアーネ姫…!
 言葉が!?▼

[ニアルチ]
 驚かれましたかな?
 お嬢様はテリウス語…
 俗に言う”現代語”をお勉強中なのです。▼

[エリンシア]
 すごいですわ。
 慣れない土地では、生きていくだけでも
 大変でしょうに、お勉強まで…▼

[リアーネ]
 そんな…
 わたし…より…エリ、シアさ…ま、
 こころいたい………たい、へん…▼

[エリンシア]
 あ……
 そうでした、鷺の民は…
 他者の心を読めるのでしたね?▼
 リアーネ姫には…
 私の心の痛みを隠せないのですね…▼

[リアーネ]
 エリ、シアさ…ま………▼

[エリンシア]
 ……どうして、こんな……
 自国の民同士で争うなんて……
 私には…なにもできない……▼
 本当は……
 今すぐどこかへ逃げてしまいたい。
 どうしてみんな…私なんかに期待するの?▼

[エリンシア]
 私は女王になんかなりたくなかった…
 なりたくなかったのに………!▼

[リアーネ]
 なかないで…
 わたしは、
 エリンシアのみかた。


[エリンシア]
 ……っ…
 …………う……ぅ……▼

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<ハード>進撃

フェリーレ城

[ルキノ]
 …フェリーレ公ルドベックが
 間もなく現れます。
 すべて私の指示通りに…いいですね?▼

[レテ]
 わかっている。▼

[リアーネ]
 まかせて!

[ルドベック]
 これはルキノ殿…
 よくぞ我が領地まで参られた。▼

[ルキノ]
 急で申し訳ありません。▼
 ラグズのお客様がたに
 フェリーレの果実の素晴らしさについて
 お話ししていたんですけれど…▼
 どんなに言を尽くしても、とても
 伝えきれるものではなくて。▼
 それならば現地で本物を
 味わっていただくのが一番だと考えましたの。
 …ご迷惑だったかしら?▼

[ルドベック]
 まさか、そのような!
 麗しの貴女のご来訪が
 迷惑だなどということがありましょうか。▼
 いついかなる時でも、
 我が城の門は貴女のために開いておりますぞ。▼
 まぁ…本音を申しますれば
 理由が私の顔を見るためなら…
 望外の喜びとなるところでしたが。▼

[ルキノ]
 公のお心遣いに感謝しますわ。▼

[ルドベック]
 どうかごゆるりと…
 お好きなだけご滞在ください。▼
 この城の設備はいかようにも
 お使いになって構いませんので。
 どうか不自由のないよう。▼

[ルキノ]
 ありがとうございます。
 是非、そうさせていただきますわ。▼

その夜

[ルキノ]
 ……これに間違いないわ。
 隠蔽の術が施されているようだけど、▼
 この書類は……
 フェリーレ公の発した
 命令書に間違いないわ。▼
 これを持ち帰り、
 宮廷会議にて明らかにすれば
 確かな反乱の証となるはず……!▼

[レテ]
 敵も上手く隠したようだが、
 こちらのほうが上手だったということだ。
 無事、任務を果たせそうでよかったな?▼

[ルキノ]
 ええ。
 みなさんのお陰です。
 …ありがとうございました。▼
 これで大事になる前に
 フェリーレ公の野望を
 消せるかもしれない……▼

[モゥディ]
 戦いが避けられるナら、
 モゥディたちも嬉しいぞ!▼

[ルキノ]
 後は、敵に見つからぬよう
 すみやかに脱出を……▼

[???]
 みつかったのね!
 よかった!


[???]
 お…お嬢様!
 そんな大きな声をだされては…▼

[ルキノ]
 誰っ!?▼

[???]
 ………▼

[レテ]
 お二方とも、隠れてないで
 出て来たらどうです?▼

[ルキノ]
 リアーネ姫!
 ニアルチ殿!▼
 先にクリミアに戻っているはずの
 あなたたちが、
 どうしてここにいるんですか!?▼

[レテ]
 我々を追って来ていた。
 洞窟に入ったあたりから
 気付いていたんだが、▼
 追い返すわけにもいかないので…
 そのままにしておいた。▼

[ルキノ]
 まぁ…▼

[レテ]
 いざとなれば、
 私とモゥディで庇えばいいと
 思っていたんだが…▼
 知らせずにいて、すまなかった。▼

[ルキノ]
 ここまで何も無かったから
 良かったようなものの…
 なんて無茶をなさるんですか!▼
 あなたがたにもしものことがあれば、
 エリンシア様に
 どうお詫びすればよいか……▼
 …………ほんとうに……▼

[ニアルチ]
 あわわ…▼

[リアーネ]
 ごめんなさい!
 どうしても、きになって…


[ルキノ]
 ……過ぎたことを
 悔やんでも仕方ありません。▼
 こうなったら、姫たちとともに
 皆で無事に城に戻れるよう
 最善の努力をするのみです。▼

[レテ]
 ………▼

[ルキノ]
 どうしました?▼

[モゥディ]
 …クる……▼

[ルキノ]
 敵ですか!?▼

[レテ]
 あまり多い数ではないが、
 鎧と武器のぶつかる音がする…
 兵士に見つかったようだな。▼

[ルキノ]
 ……外に出るための道は1つだけ…▼

[レテ]
 どうする?▼

[ルキノ]
 …この部屋に閉じ込められてしまっては
 身動きがとれなくなります。▼
 相手の数が多くないなら
 強行突破しましょう。▼
 フェリーレ公謀反の証拠を掴んだ今、
 もう見つかることを躊躇する必要は
 ありませんから……▼

[レテ]
 よし、わかった。
 いくぞモゥディ!▼

[モゥディ]
 オおっ!▼

[ルキノ]
 ニアルチ殿!
 姫のことはおまかせします。▼

[ニアルチ]
 もちろんですじゃ。
 リアーネお嬢様の護衛は
 誰にも譲りませんぞ!!▼

△TOP ≫BACK


<ハード>エンディング

※冒頭の会話は省略

[マーシャ]
 マーシャ、
 ただいま戻りました!▼

[エリンシア]
 お帰りなさい。
 アイク様の行方はわかりましたか?▼

[マーシャ]
 いいえ。 それが全然…
 すみません。▼
 あ、でも、とりあえず
 わかったことだけでも報告を!▼
 まず、いつも使ってる
 傭兵団の砦はお留守でした。
 付近の村人の話によると……▼
 グレイル傭兵団はあまりお金に
 ならないような小さな仕事を
 たくさんこなしてたみたいです。▼
 そのために、日頃から砦を
 留守にしていることが多いけど、▼
 こんなに長く戻らないのは
 初めてだと言ってました。▼

[リアーネ]
 アイクさま…

[エリンシア]
 ……
 リアーネ姫、どうか
 気を落さないでくださいね。▼
 これからも引き続き、
 グレイル傭兵団の行方を
 調査しますから。▼

[ニアルチ]
 よろしくお願いしますぞ。▼

[リアーネ]
 おねが…しま、す。▼

[エリンシア]
 まぁ… リアーネ姫…!
 言葉が!?▼

[ニアルチ]
 驚かれましたかな?▼
 お嬢様はテリウス語…
 俗に言う”現代語”を
 お勉強中でございましてな。▼
 こちらでは、この爺のほかは
 みな古代語を話されませんので。▼

[リアーネ]
 まだ………
 すこ、し…だけ……▼

[エリンシア]
 それでもすごいですわ。
 もっと何か話してくださいません?▼

[リアーネ]
 えっと…
 だいじょ…ぶ……?▼

[エリンシア]
 え…?▼

[リアーネ]
 エリ、シアさ…ま、
 ……こころ…とっ、ても……
 いたい…かわいそ…う……▼

[エリンシア]
 あ……▼
 そうでした、鷺の民は…
 他者の考えていることを
 読めるのでしたね?▼
 リアーネ姫には…
 私の心の痛みを隠せないのですね…▼
 ……どうして、こんな……
 自国の民同士で争うなんて……▼

[リアーネ]
 エリ、シアさ…ま………▼

[エリンシア]
 本当は……
 今すぐどこかへ逃げてしまいたい。
 どうしてみんな…私なんかに期待するの?▼
 …お父様や叔父様のようになんて……
 私にはできはしないと、
 最初からわかっているでしょうに……▼
 みんなみんな…好き勝手なことばかり…
 ………誰か助けて…▼

[エリンシア]
 私は女王になんかなりたくなかった…
 なりたくなかったのに………!▼

[リアーネ]
 なかないで…
 わたしは、
 エリンシアのみかた。


[エリンシア]
 ……っ…
 …………う……ぅ……▼

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(C)SHINING LAND/じゃむねこ