LastUpData 2008/1/11
古代語訳 第二部 序章 流れゆく雲に

ノーマル
 オープニング
 リアーネが連れ去られた直後の台詞
 エンディング

ハード
 オープニング
 エンディング
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<ノーマル>オープニング

※冒頭の会話は省略

[マーシャ]
 ?
 エリンシア様、
 あれってなんでしょうか?▼

[エリンシア]
 え?▼

[ニアルチ]
 え、ええいっ!
 近寄るでないわ、不届き者どもめ!!
 下がれっ! 下がらんかっ!!▼

[リアーネ]
 このひとたち、どうして
 いじわるをするの?


[ニアルチ]
 お嬢様、ご心配はいりません。
 お嬢様はこの老いぼれが
 命に代えてもお守りいたしますぞ。▼

[帝国兵]
 …この世で最も美しいと謳われる
 セリノスの鷺の民――
 しかも、その王族が生き残っていたとは…▼
 貴族連中は、こぞって所望するでしょう。
 大金を積んででも…
 へへっ いかがしますか、隊長?▼

[ゼフレン]
 無論、いただいていくさ。
 我が主人へのよい土産となろう。
 細心の注意を払って捕らえるのだ!▼

[ニアルチ]
 な、なんという許しがたい暴言!
 ニンゲンども、そこへ直れ!
 このニアルチが成敗してくれる!▼

[ゼフレン]
 おい、お前たち。
 そのカーカーやかましい鴉は叩き落せ。
 年老いた鴉など誰も欲しがらんからな。▼

[???]
 こらーっ!
 待ちなさーい!!▼

[ゼフレン]
 ちっ 邪魔が入ったか。▼

[マーシャ]
 あなたたち、
 ベグニオンの聖竜騎士団ですよね?
 なぜクリミアの領空にいるんですか?▼

[ゼフレン]
 ……哨戒任務のついでに
 少々道を外れただけだ。
 問題はない。▼

[マーシャ]
 そ、そんなこと軍規違反です!
 それに、ここにいらっしゃる方が
 どなたかわかっているんですか!?▼

[エリンシア]
 マーシャ、待って。▼
 …今、クリミア女王である私が
 ベグニオン軍と揉め事を
 起こすわけにはいきません…▼

[マーシャ]
 でもエリンシア様、
 このまま黙って見過ごすなんて
 そんなこと…▼

[エリンシア]
 大丈夫、私が女王だと
 わからなければ、いいのですから…▼

[エリンシア]
 ベグニオンの竜騎士たち…
 一度だけ警告します。
 すぐにここから去りなさい。▼
 私はクリミア女王にお仕えする者。
 断わりなくクリミア領を侵す者は
 撃退しなければなりません。▼

[ゼフレン]
 はっ! 女王だと?
 あれは、我らベグニオン帝国に頼って
 国を得ただけの女ではないか。▼
 そのクリミアごときの天馬騎士など、
 我々、帝国の聖竜騎士団の前では、
 何の脅威でもないわ。▼
 おい、こいつらは放っておけ。
 それより、セリノスの美姫だ。
 絶対に逃がすなよ。▼

[エリンシア]
 …言葉だけでは
 わかっていただけないようですね。
 仕方ありません……▼
 ニアルチ様っ!
 私たちもお手伝いいたします!▼

[ニアルチ]
 おぉ!あれは、エリンシア様!
 なんという幸運!▼
 久々の再会だといいますのに
 申し訳ない…
 ご助力感謝いたしますぞ。▼

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<共通>リアーネが連れ去られた直後の台詞

[リアーネ]
 いや…!
 はなして!はなしてったら!!


[エリンシア]
 リアーネ姫……!!▼
 そんな…どうすればいいの?
 私は…… どう…すれば……▼

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<ノーマル>エンディング

[エリンシア]
 リアーネ姫、お久しぶりです。
 怖い思いをさせてしまいましたね。
 大丈夫ですか?▼

[リアーネ]
 エリンシアさま!
 たすけてくれて、ありがとうございます!
 またおあいできて、うれしいです。


[ニアルチ]
 リアーネお嬢様は、
 助けていただいたお礼と
 再会の喜びを述べられておいでです。▼
 いやいやしかし、此度は
 まことに助かりましたぞ。▼

[エリンシア]
 ニアルチ様も、ご無事で何よりでした。
 でも…何故、こんなところに
 いらっしゃったのですか?▼
 お二人とも今は、
 ガリア王国にお住まいのはずでは…▼

[リアーネ]
 アイクさまに、あいにきたんです!

[ニアルチ]
 実はですな、リアーネお嬢様が
 どうしてもすぐにアイク将軍に
 会いたいとおっしゃいまして…▼
 クリミア王宮に
 向かっていたところだったのです。▼

[エリンシア]
 まぁ!それは残念。
 実は、アイク様は半年も前に
 宮廷を出てしまわれました。▼
 その後、またグレイル傭兵団として
 活動を再開なさったようなのですが…
 現在の行方は存じ上げないのです。▼

[ニアルチ]
 なんと…!
 こ、困りましたなぁ……。▼

[エリンシア]
 アイク様はいらっしゃいませんが…
 せっかくわが国クリミアまで
 おいでになったのです。▼
 王宮までいらっしゃいませんか?
 グレイル傭兵団の
 現在の行方を調べてみますわ。▼

[ニアルチ]
 それは…願ってもない
 お申し出ですが、
 よろしいのですかな?▼

[エリンシア]
 ええ。
 ちょうど私もアイク様たちに
 お会いしたいと思っていましたし。▼
 こんな素敵なお客様なら
 いつでも大歓迎ですわ。▼
 それに…お恥ずかしい話ですが、
 今クリミアの一部では
 不穏な動きがあるとも噂されます。▼
 お二人だけでは、いつまた
 危険な目に合われるかもしれません。▼

[ニアルチ]
 不穏な…動きでございますか?▼

[エリンシア]
 はい…
 何事も起こらなければ
 よいのですが……▼

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<ハード>オープニング

※冒頭の会話は省略

[マーシャ]
 あれ、エリンシア様?
 どちらへ向かわれるんですか?
 王宮に戻られるなら逆…▼

[エリンシア]
 少し寄り道して帰りましょう。
 カリルのお店で
 お茶とお菓子をいただくの。▼

[マーシャ]
 それ大賛成です!
 あ、でも…ルキノさんに
 怒られちゃうかな。▼

[エリンシア]
 お土産を買っていけば大丈夫。
 彼女も甘いものには目がないのよ。▼

[マーシャ]
 だったら問題ないですね。
 うーん…楽しみだなぁ!▼

[エリンシア]
 じゃあ、急ぎましょう。
 早くしないと
 品切れになってしまうかも。▼

[マーシャ]
 はーいっ!▼

[マーシャ]
 ……っと!
 エリンシア様、
 あれってなんでしょうか?▼

[エリンシア]
 え?▼

[ニアルチ]
 え、ええいっ!
 近寄るでないわ、不届き者どもめ!!
 下がれっ! 下がらんかっ!!▼

[リアーネ]
 ニアルチ このひとたち、
 どうして いじわるをするの?
 わるいひとたちなの?


[ニアルチ]
 リアーネお嬢様、ご心配めされるな。
 お嬢様はこの老いぼれが
 命に代えてもお守りいたしますぞ。▼

[帝国兵]
 おいおい、俺たちは
 ずいぶんついているじゃないか。▼
 見ろよ、あの娘……
 セリノスの王族が生き残っていたって
 噂は本当だったんだな。▼

[帝国兵]
 …この世で最も美しいと謳われる
 セリノスの鷺の民――
 なるほど、これほどまでとは。▼
 公爵連中がこぞって欲しがるわけだ。▼

[帝国兵]
 異形の者とはいえ、これなら…
 へへっ どうしますか隊長?▼

[ゼフレン]
 無論、いただいていくさ。
 我が主人への良い土産だ。▼
 傷つけぬよう
 細心の注意を払って捕らえろ!▼

[帝国兵]
 はっ!▼

[ニアルチ]
 な、なんという暴言っ!
 お嬢様を物扱いとは……▼

[ニアルチ]
 ニンゲンども、そこへ直れ!
 キルヴァス王侍従ニアルチ、
 やすやすと後れはとらぬぞ!▼

[リアーネ]
 ニアルチ!

[ゼフレン]
 おい、お前たち。
 そのカァカァやかましい鴉は叩き落せ。
 年老いた鴉など誰も欲しがらん。▼

[ニアルチ]
 ま、またしても許しがたき暴言!
 泣いて謝っても許さんからな。
 覚悟するがいいっ!!▼

[???]
 こらーっ!
 待ちなさーい!!▼

[ゼフレン]
 ちっ 聖天馬騎士団か。
 なぜこんなところを飛んでいる?▼

[マーシャ]
 …なにか誤解があるようですけど、
 まあいいです。▼
 それより、あなたたちは
 ベグニオンの聖竜騎士団ですよね?▼
 あなたたちこそ、どうして
 クリミアの領空にいるんですか!?▼

[ゼフレン]
 ……哨戒任務のついでに
 少々道を外れただけだ。問題はない。▼

[マーシャ]
 そ、そんなこと軍規違反です!
 厳罰ものですよ!▼

[ゼフレン]
 うっとうしい奴だ。
 天馬騎士ごときが俺に楯突く気か。▼
 その羽をむしられたくなかったら
 とっとと失せろ。▼

[マーシャ]
 天馬騎士を馬鹿にしないでください!▼
 ついでに言っておくと、
 こちらのお方は私の仲間ではなく
 クリミア王国の正統な……▼

[エリンシア]
 マーシャ、待って。▼

[マーシャ]
 え? は、はい。▼

[エリンシア]
 ベグニオンの竜騎士たちよ…
 一度だけ警告します。
 すぐにここから去りなさい。▼
 私はクリミア女王に縁ある者。
 クリミア領を侵す者は
 撃退しなければなりません。▼

[ゼフレン]
 はっ! 女王だと?
 我ら帝国を頼って
 国を得ただけの女ではないか。▼

[マーシャ]
 ゆ、許せない…っ!
 すぐに取り消しなさい!▼

[ゼフレン]
 おい、この生意気な女どもは
 放っておけ。▼

[帝国兵]
 いいんですか、隊長?▼

[ゼフレン]
 しょせん相手はクリミアだ。
 帝国相手に何もできんさ。▼
 それより、セリノスの美姫だ。
 絶対に逃がすなよ。▼

[帝国兵]
 はい、それはもちろん!▼

[エリンシア]
 …言葉だけでは
 分かっていただけないようですね。
 仕方ありません……▼
 ニアルチ様っ!
 私たちがこの者たちを引きつけます!▼
 その間にリアーネ姫を連れて
 お逃げくださいっ!!▼

[リアーネ]
 エリンシアさま、でも!

[ニアルチ]
 これはかたじけない。▼
 しかし…
 レディ方を残して逃げることなど
 できはしませぬぞ。▼
 わしも断固戦いますじゃ!▼

[リアーネ]
 …わたしも!
 ぜったい、まけないんだから!


[マーシャ]
 エリンシア様、聖竜騎士団は
 ごろつきが多いものの腕は確かです。
 だから…こちらも遠慮はいりません。▼
 手加減なしでいきましょう!▼

[エリンシア]
 ええ。
 ぶっとばして差し上げますわ!▼

△TOP ≫BACK


<ハード>エンディング

[エリンシア]
 リアーネ姫、
 怖い思いをさせてしまいましたね。
 大丈夫ですか?▼

[リアーネ]
 エリンシアさま!
 たすけてくれて、ありがとうございます!
 またおあいできて、うれしいです。


[エリンシア]
 あの、すみません……
 私は古代語がわからなくて…▼

[ニアルチ]
 こほん
 では、この爺めの出番ですな。▼
 リアーネお嬢様は、
 助けていただいたお礼と
 再会の喜びを述べられておいでです。▼

[エリンシア]
 まぁ、そうなのですか。
 私もとても嬉しいですわ。
 ガリア王宮にご挨拶に伺おうと思いながら…▼
 公務に追われ、
 果たせずにおりましたから。▼
 リュシオン王子もお元気でしょうか?▼

[リアーネ]
 はい、にいさまも げんきです。

[ニアルチ]
 もちろん、リュシオン王子も
 ご健勝にございますとも。▼
 此度の、女王のお力添えを聞けば
 きっと心より感謝なさるはず。
 いやいや、まことに助かりましたぞ。▼

[エリンシア]
 …3年前の戦いでは、
 鳥翼族の方々にも
 たくさん助けていただきました。▼
 この程度のことで…
 ご恩返しになったとも思いませんが、
 偶然通りがかって幸いでした。▼
 そういえば…何故、
 こちらにおられたのですか?▼

[リアーネ]
 アイクさまに、あいにきたんです!

[ニアルチ]
 実はですな、これがまた
 よくできた偶然と申すもので……▼
 私どもはちょうどクリミア王宮に
 向かっていたところなのです。▼

[エリンシア]
 私どもの王宮に?
 それは急なお話ですね……▼

[ニアルチ]
 事前に使者もださず
 ご無礼かとは思ったのですが、▼
 リアーネお嬢様が
 どうしてもすぐアイク将軍に
 お会いしたいと仰られまして。▼

[エリンシア]
 アイク様に?▼

[ニアルチ]
 そのとおりです。
 お目通り叶いますかな?▼

[エリンシア]
 …すみません。
 アイク様は半年も前に爵位を返上され、
 宮廷を出てしまわれました。▼
 その後、またグレイル傭兵団として
 活動を再開なさったようなのですが……
 現在の行方は存じ上げないのです。▼

[ニアルチ]
 なんと…!▼

[リアーネ]
 アイクさま いないの?

[エリンシア]
 グレイル傭兵団の消息でしたら、
 アイク様と親交の厚いライ様のほうが
 よくご存知だと思います。▼
 一度、ガリアに戻られると
 よろしいかもしれませんね。▼

[ニアルチ]
 さようでございますか。
 それでは仕方ありませんな…▼
 リアーネお嬢様、
 ガリア王宮へ戻りましょう。▼

[リアーネ]
 いや!ぜったい、あいたいの!

[ニアルチ]
 しかし、居場所がわからないのでは
 どうにもなりませんぞ。▼

[リアーネ]
 さがすもの。

[ニアルチ]
 こ、困りましたなぁ……▼

[エリンシア]
 ………せっかくクリミアまで
 おいでになられたのです。▼
 このままお帰りになられるより、
 王宮までいらっしゃいませんか?▼

[ニアルチ]
 なんと!▼

[エリンシア]
 私の個人的なお客様として
 お招きしますから……▼
 そちらのお時間の許す限り
 何日でもご滞在ください。▼
 その間に、グレイル傭兵団の
 現在の行方を調べてみましょう。
 いかがですか?▼

[リアーネ]
 ほんとう!?

[ニアルチ]
 それは…願ってもないお誘いですが、
 よろしいのですかな?▼

[エリンシア]
 ええ。
 ちょうど私もアイク様たちに
 お会いしたいと思っていましたし。▼

[リアーネ]
 ありがとう!
 すごく うれしいです!


[ニアルチ]
 ありがとうございます。
 お嬢様も大変喜んでおいでで。▼
 それでは、つつしんで
 お言葉に甘えさせていただきますぞ。▼

[エリンシア]
 こんな素敵なお客様なら
 いつでも大歓迎ですわ。▼

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(C)SHINING LAND/じゃむねこ